「ひとつの状況から別の状況へとうつり変わっていくときには、変化をはばもうとする力がはたらいて、大きなわざわいが引き起こされたりする。
そうしたわざわいとは無縁に、できるかぎりスムーズに前進をはたすのが望ましいけれど、それができるのは、全体の意識の高まりだけなんだ。
そしてその意識の高まりを生んだものこそ、愛であり、愛にみちびかれた知性なんだよ…」
小さな宇宙人アミの物語の中のことばは今の地球を示唆してはいないだろうか?
今世界中で今まで無かったことが次から次へと起きている。
今、これらの出来事は地球の人々にとって何を知らされているのか。
今まであった当たり前のような状況は別の状況へと変化している。この変化は何がもたらしているのか。
よその出来ごとではない、個人ひとりひとりの内的変化が必要とされているのではないか。
昨日、子どもたちの健康、命を守るため政府は休校要請を行った。
小さな子どもを持つ片親の家庭や、働くお母さんにとっては死活問題。
しかし、そのことで、政府を批判することは何の解決にもならない。
外に問題の原因を探すのはもうやめにしよう。
今自分たちに必要なこと、それは助け合うこと。
余力がある者が弱い者を助け、弱い立場の者は感謝の気持ちを持ってさらに弱い者の助けとなる。
ただこれだけが必要なのではないか。